2013/12/09
お知らせ

36時間

2013年、私の周りは出産ラッシュです。

友人や年の近い先輩、もうそんな年なんだ・・・と改めて感じる一年でした。

先日、付き合いの長い友人よりLINEにて

「陣痛Now!!」

との連絡が入りました。

予定日の数日前だったので、そろそろかなぁと私もソワソワしていたのですが、

「産まれました」

の報告ではなく、まさかの陣痛来たぜ連絡。

生々しい彼女の文章で私までお腹が痛くなりました。

(前日に調理したオイスターソースの賞味期限が1年も過ぎていた事に気づく・・・。)

これまでに経験のない事で、何と返事をしたら良いのか。

頑張れ!とも言えない(頑張っているであろうから)

大丈夫だよ!とも言えない(冒頭がHELPミー!)

何も言葉が思いつかない私は、「ひぃ~ひぃ~ふぅ~」と返信していました。

((-_-;)だって・・・。)

それから度々中継のLINEが来ていたのですが、6時間程経ってピタリと止まりました。

そろそろ産まれたかな?

と思い、写メールが届くのを心待ちにしていたのですが、連絡はありません。

それから12時間、まだ報告がありません。

心配になり電話をするも繋がりません。

日をまたぎ、やっと「産まれました」との連絡が入りました。

36時間の陣痛に耐え、一睡もせず、難産を乗り越え、無事元気な男の子を出産したそうです。

安心した私は、甘めのカフェオレを2杯も飲んでいました。

約一日と半分、この普段の生活ではあっという間に過ぎる時間を

小学生時代の冬休みのように長く感じたそうです。

彼女が乗り越えた36時間と自分が過ごした36時間をてらし合わせてみる。

想像もつかない時間をイメージして彼女にメールを送る。

「おつかれさまでした」

寝起きのあと10分、6勤後の日曜日、年に何度いけるであろうプチ旅行、幸せな時間はあっという間に

過ぎていくのに・・・。

人間は本当に自分勝手な生き物だ。

でも、人間は本当に強い。

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