2009/06/20
お知らせ

幸福なツバメ

先週まで我が家にはツバメがいました。

父が巣から落ちているヒナを拾って育てていたのです。

2週間も経つと少し飛べるようになり、手に止まるようになりました。

手乗りツバメです(^_^;)

体はまだまだ小さかったけど、元気に育ってくれているようでした。

でも、先週、死んでしまいました。

原因は不明ですが、やはり野鳥を育てるのはかなり難しいようです。

世話をしていた父も「寂しくなった」と悲しんでいました。

ツバメも父の足音を聞くと「ゴハンチョーダイ!」とピーピー鳴いて、

きっと親鳥だと思っていたのでしょう。

—–

ところで、私は「ツバメ」と聞くと思い出す童話があります。

「幸福な王子」というお話なんですが、知っているでしょうか?

宝石で飾られた金に輝く王子の像とツバメのお話です。

知らない人はネットで調べてね。

別に好きなわけではありません。

むしろ嫌いというか、納得いかないというか・・・。

「フランダースの犬」もそうなんですが、

悲しい終わり方をするのが嫌いなんです。

「天国へ行って幸せになりました。」

って、天国なんて本当にあるのかどうかわからないじゃん!

作り話だから天国があってもいいか・・・

でも、どうせ作り話なら、この世でハッピーエンドにしてあげてよ!

って、思うんですよね。

ただ、

亡くなった命を悲しむ気持ちが「天国」を作り、

そこで「幸せにやっている」と信じたい。

その気持ちはわかります。

この世で「幸せ」だったかどうかはわかりませんが、

「幸せ」ってなんだろう?

・・・なんて考えてもキリが無いよね・・・

少しの間だけでも家族の一員だった小さいツバメが

「天国」では大きくなって

「幸せ」に空を飛び回っていることを信じたいと思います。

写メを撮っていたので載せようと思ったんですが、

携帯充電切れでした・・・(>_<)
今週の言葉 「この世で!幸せになろう」

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