2014/09/27
お知らせ

読書の秋ですが、絵本はいかがでしょう?

読書の秋です。

最近、「うどんのうーやん」という絵本を知りました。

タイトルのとおり、うどんが主人公です。

関西弁で話します。

うどん屋さんが人手不足のため、自ら出前に行くというシュールな内容。

 

ほないってきます~

 

途中出会った痩せ猫に自分を半分食べさせる優しいうーやん。

量が減ってしまい、困ったうーやん、そうめんに入ってもらい増量。

 

けど、ぼくら、ほそいでぇ

かめへん かめへん。そんなん まぜてしもたら わからへん

 

他にも旅路で出会うメザシや梅干し、豆腐、たこ焼き、エビフライ…を仲間(具?)に。

 

かわです。

わたるしかないやろ

 

やまです。

…のぼるしかないやろ

 

幾多の苦難(?)を乗り越え、出前先のキツネさん宅に到着。

 

ぼく たしか きつねうどん ちゅうもんしたんやけど

 

それでもみんな仲良く食されて。美味しかったようで。

最後にはめでたし、めでたしな内容です。

 

設定からして、いろいろツッコミどころ満載なんだけど、

全部書いてると超長文になってしまうので、内容だけ紹介。

好きなところで好きなように、自分で突っ込んで下さい。

それにしても、うーやん、ノリは軽いけど、男前だぁ。

うどんにしておくのが勿体無い。

 

この絵本の作者は、岡田よしたかさん。

独特の世界観で、他にも「ちくわのわーさん」「こんぶのぶーさん」など

いろいろな食べ物を擬人化した絵本があります。

擬人化と言っても、絵には目も鼻も口も無く、そこがまた笑えます。

どれもシュールで元気をもらえる絵本でした。

お子さんのいる方、ぜひ、読んであげて下さいね。

大人の方も、息抜きにどうぞ。

 

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