三協ブログ
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自然の脅威
2011/03/16

先日、突如として日本を襲った東北・関東大地震。

大きな揺れ、そして間もなくやって来た大津波。

あの日以来、ずっとテレビではその大惨事の映像が絶え間なく流れています。

その映像を見る度に胸が苦しくなる思いです。

その中でも、特に胸に焼き付いて離れない映像があります。

それは、人々が津波に備えて近くの高台に避難した時のものです。

地震が起こった直後に津波警報が出され、周辺に避難のサイレンが鳴り響いていました。

そして、慌てて避難する人々の姿。

すると突然、海岸から大きな波が押し寄せ防波堤を乗り越えると、

あっという間に町を飲みこんで行きました。

家や車、建物の外壁など、あらゆるものが一瞬で流れ去っていく姿に嘆く人々。

その中に、恐らく幼稚園か小学校低学年位の子供達がいました。

その子供達が、この大津波が自分達の町を襲う姿にただただ怯えて泣き叫んでたのです。

そして、その子を抱き寄せて必死に目隠しをして守ろうとする大人の姿。

きっとその親御さんも不安で一杯だったと思います。

でもそれ以上に、子供達を必死に守ろうとする姿がそこにはありました。

その親子の姿を見たとき、この災害の恐ろしさが一気に押し寄せ、私も涙が溢れてきました。

その子供達にとって、この目の前で起こった出来事はずっと目に焼きついて離れなくなるかもしれません。

この災害がトラウマにならないことを祈るばかりです。

今回の震災を受けて、今まで身の回りのことであれこれ悩んできた自分が本当に情けなく

何て自分勝手だったんだろうと身にしみて感じています。

被害に遭われた方々へ、私がこんなこと言える立場ではないかもしれませんが、

とにかく無事でいて下さい。そして、諦めないで下さい。

今私ができることは何か・・・色々と考えてみましたが、

とにかく節電・募金。身近に出来ることは積極的にやっていこうと思います。

皮肉にも、被災地以外の地域では災害に備えて

生活用品を買い占める人が多く、品切れを起こしているようです。

しかし、まずは被災地への調達が優先です。

少しの我慢で多くの方が救われると信じて、

また、明日は我が身であることも忘れず

出来る限り協力していきたいと思います。

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